3~5人、20分、10歳以上
概要
松永久秀のトリック
腕の良い足利義輝
裏切りの三好長慶
使えない筒井順慶・・・
時は戦国、
畿内を制覇するのは、貴公なのか!?
内容物
・カード40枚
・サマリー1枚
・このパッケージの押し武将1枚(全4種類中)
・ルールブック(これ)
あると便利なもの
得点をカウントする紙やチップなど
カードの構成
スートは5スートあります。ひとつのスートは、1から8の数字が1枚ずつ、計8枚です。1、2、5、8のカードは絵札になっています。
1の絵札は、松永久秀
2の絵札は、足利義輝
5の絵札は、筒井順慶
8の絵札は、三好長慶
ゲームの準備
カードをよくシャッフルし、各プレイヤーに規定の枚数配ります。3人プレイなら13枚、4人プレイなら10枚、5人プレイなら8枚配ります。配られたカードは手札になります。3人プレイ時はカードが1枚余りますが、余ったカードはそのラウンドでは使いません。
最初のラウンドの最初のトリックのスタートプレイヤーを、じゃんけんなどで決めます。
ゲームの終了条件・ラウンド・トリック
誰かの得点が5点以上になるまで、ラウンドを繰り返します。1ラウンドあたり、プレイ人数に応じて定められた回数、トリックを行います。
3人プレイ 13トリック
4人プレイ 10トリック
5人プレイ 8トリック
ゲームの進行
トリックを行う
スタートプレイヤーから時計回りの順に、手札からカードを1枚選び、表向きにして場に出します。出せるカードには、条件があります。まず、スタートプレイヤーは、どのカードを出してもかまいません。次に、スタートプレイヤー以外のプレイヤーは、スタートプレイヤーが出したカードと同じスートのカードを手札に持っていたら、そのスートのカードを出さなければなりません。同じスートのカードを持っていなければ、他のスートのカードを出さなければなりません。全員がカードを出し終えたら、誰が場のカードを取るのか判定します。
誰がトリックを取るのか
まず、スタートプレイヤーが出したカードと同じスートを出していることが、場のカードを取るひとつ目の条件です。次に、そのスートを出しているプレイヤーを比べ、最も強いカードを出しているプレイヤーが、場のカードを取ります(=トリックを取る)。
カードの強さの判定
場に絵札が1枚も出されていない場合、もしくは、場に出されている絵札の枚数が偶数の場合は、8が最も強く、1が最も弱いカードとなります。
場に出されている絵札の枚数が奇数の場合は、1が最も強く、8が最も弱いカードとなります。
取った絵札は公開情報
カードの強さの判定に従い、いずれかのプレイヤーがトリックを取ったら、取ったカードのうち、絵札のみ、公開情報として、そのラウンドが終了するまで、トリックを取ったプレイヤーの手前に置いておきます。
トリックを繰り返す
次のトリックのスタートプレイヤーは、前のトリックを取ったプレイヤーです。トリックを規定回数行い、全員の手札がなくなったらラウンド終了です。
ラウンドを繰り返す
ラウンドの終了時に得点計算をし、得点を加算します。得点加算後、誰かひとりでも得点が5点以上になれば、そのラウンドでゲーム終了です。誰も5点以上にならなければ、次のラウンドを行います。次のラウンドのスタートプレイヤーは、前のラウンドの最後のトリックを取ったプレイヤーです。カードをよくシャッフルし、プレイ人数に応じて規定枚数配り直し、次のラウンドを行います。
得点の計算
そのラウンドで取った絵札が得点になります。同じ数字の絵札を、奇数枚取っていれば1点になりますが、偶数枚取っていると0点になります。
<例>1の絵札を1枚、2の絵札を2枚、8の絵札を3枚取っている場合、そのラウンドで得られる得点は、2点です。
勝者の判定
誰かが5点以上の得点を獲得したら、ゲーム終了です。その時点で、最も得点の高いプレイヤーの勝ちとなります。得点が同じ場合は、引き分けとなります。
オプションルール
3人プレイの時、カードが1枚余りますが、余ったカードを公開情報にしても良いでしょう。
ゲームデザイン:蜂須賀敏浩
イラスト:タレる
レイアウト:蜂須賀敏浩
2016,トイドロップ
https://toydrop.jp/
著者について