カツカレー喰ってる場合か!? Ver.16/05/24

投稿者:putsbee

カツカレー喰ってる場合か!? Ver.16/05/24


4~6人、30分、8歳以上


概要

※このゲームはフィクションです。実在の人物、団体名、事件等とは一切関係ありません。
※シャレのわかるメンバーと遊んでください。

世はまさにデフレ時代。この国では庶民感覚のわかる政治家が求められています。プレイヤーは責任野党の党首となり、さまざまな物品の「庶民的な」適正価格を模索していきます。もっとも名誉点を多く集めたプレイヤーが勝者です。

内容物

○商品カード(BASIC) 18 枚
 A:9枚 B:6枚 C:2枚 D:1枚
○商品カード(+10) 10 枚
 A:6枚 B:3枚 C:1枚
○価格カード 60枚
 70円から1200万円まで
○マニュアル1冊(これ)

内容物について

この「カツカレー喰ってる場合か!?」は、チキンダイスゲームズ版のカツカレー喰ってる場合か!?に、新たな商品カードを10 枚追加したものです。商品カードの左下に「Basic」と書かれているものが従来の商品カード、「+10」と書かれているものが追加の10 枚です。まずは従来の商品カードのみでお楽しみください。追加の10 枚の使い方については後述します。

準備

価格カードをよく切り、全プレイヤーに均等に配りきります。商品カード18 枚をアルファベットごとに分けてそれぞれをよく切り、一番下にD のカード、その上にCの山、その上にBの山、一番上にAの山を乗せて商品カードの山札を作って、場の中央に置いてください。

ゲームの進行

商品カードの山札から1枚カードをめくり、場の中央に置きます。
各プレイヤーはそれを見て、それぞれその商品の「庶民的な適正価格」と思われるカードを手札から1 枚選び、裏向きにして手元に置きます。全員がカードを置いたら、一斉に表向きにしてください。
原則として、一番高い価格カードを出したプレイヤーが「落札者」となり、商品カードを獲得します。
ただしその価格と、2 番目に高かった価格カードとの差が2倍を超えた場合は、一番高い価格は「庶民的な価格ではなかった」ことになり、「落札者」は2番目に高いカードを出したプレイヤーになります。その時はさらに2番目と3番目の価格を比べ、それも倍以上離れていた場合は3番目と4番目を比べます。出されたすべての価格カードの価格差がそれぞれ倍以上あった場合は、一番低い価格を出したプレイヤーが「落札者」となります。

価格カードの補充

「落札者」は商品カードを自分の手元に並べ、さらにその時使った価格カードをその下に敷いておきます(いくらで落札したかがわかるように、価格の部分だけはみ出すように置いておくとよいでしょう)。残りのプレイヤーは、右隣の出した価格カードを取って手札に加えます。右隣が「落札者」だった場合は、更に右隣の価格カードを取ってください。「落札者」の手札枚数は減ったままとなります。

「カップ麺」「震災義捐金」の処理

商品カードとして「カップ麺」「震災義捐金」が出た場合は、通常の逆の順位で落札者を選定します。
一番「安い」価格カードを出したプレイヤーがカップ麺の「落札者」となりますが、その価格と2番目に安かった価格カードとの差が2倍を超えた場合は2番目以降のプレイヤーに権利が移ります。

4人プレイ時の特別ルール

このゲームを4人でプレイする場合、一番低い価格を出したプレイヤーは「落札者」になれません(商品が「カップ麺」だった場合を除く)。出されたすべての価格カードの価格差がそれぞれ倍以上あった場合は、その商品カードは誰のものにもならず、ゲームから除外されます。各プレイヤーはそれぞれ右隣の出した価格カードを取って手札に加え、次の商品カードの処理をおこなってください。

ゲームの終了

誰か1人が9枚以上の商品カードを手元に並べたら、ゲームはただちに終了し、そのプレイヤーが勝者となります。
そうでなければ、最後の商品カードの落札者が決まった時点でゲーム終了となります。手元の商品カードに書かれた数字(VP)の合計がもっとも高いプレイヤーの勝利です。
同点の場合は、より数字の高い商品カードを得ていたプレイヤーが優位とします。それでも判定できなければ、そのプレイヤー同士で「古今東西現役の代議士」もしくは「腹痛ガマン競争」を行って、決着をつけてください。

オプションルール:7人以上で遊ぶ場合

価格カードを使用しません。かわりに各プレイヤーに紙と筆記用具を配って下さい。
それぞれ商品カードの庶民的な適正価格と思われる価格を紙に書き、一斉に公開し「落札者」を決定します。
ある価格の丁度半額の価格提示があった場合は、「2 倍以内の価格差」とみなします。
同額の価格提示があった場合は、とりあえずそれらが1人による価格提示と見なして(つまり同額が複数いてもそれら同士は「2倍以内の価格差」とはしない)、落札価格の選定を行います。
最終的にその価格が落札価格になった場合は、それを書いたプレイヤー同士でジャンケン、コイントス、殴り合い等を行って「落札者」を決定してください。

追加の商品カードの使い方

ゲームの「準備」の前に、全ての商品カードを裏向けにし、アルファベット別に分けてそれぞれをよく切り、Aを9枚、Bを6枚、Cを2枚、Dを1 枚、抜き取ります。余った商品カードはゲームに使用しません。→「準備」へ


ゲームデザイン:北条 投了(芸無工房LOSERDOGS)
グラフィック(イラスト):オマナザキ
グラフィック(レイアウト):蜂須賀 敏浩
2016,トイドロップ
https://toydrop.jp/


カツカレー喰ってる場合か!?|トイドロップ (toydrop.jp)

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